個展のお話 その4
初めて読んでくださる方もいらっしゃると思いますので
作品の経歴からお話をさせていただきます。
(ご存知の方は7行ほど飛ばしてお読みください)
06年度に東京都美術館で行われた
「手工芸展」で審査委員長賞を受賞し、
07年にも再度の展示、
08年にはサンフランシスコで日米親善大使作品として
海を渡り、同じ年、世田谷美術館で展示、
09年は再び海を渡り、ウィーンで展示した
「ミニチュアDogの「四季」」。
今回の個展で日本では4年振りに展示しました。
展示の度にバージョンアップし、最初のサイズ幅160cmから今では270cmにまで大きくなりました。
今回は「冬」をバージョンアップしての展示。
背景はガラッと変わり、登場する子達は一部交代し、新しく加わりました。
「春」「夏」「秋」「冬」 を表現すると同時に
(朝)(昼)(夕方)(夜) も重ね合わせました。
そしてもう一つの「こだわり」。
それは一つ一つのシーンに我が子達(愛犬)のどの子かが必ず登場している事。
生まれた季節にそれぞれ登場させました。
夏は誕生日の子が居ないので4匹揃って。
(後ろのコッカーは祖母の所に居た子)
親犬は娘時代に一緒に育ったシー・ズー2匹。
子犬達が我が子達4匹。
子供の頃から一緒に育って来た子達、犬や猫、ウサギやニワトリ、
アヒル、ジュウシマツやインコ、メダカ…etc.
とにかく今まで私の家族だった子は皆どこかに登場しています
この作品達、
又 次に皆様の目に触れる機会がございましたら、
この事を思い出しながらご覧いただけると嬉しいです。
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コメント
フムフム。。。あの作品の中には深い話があったんですネ
yukiさんの所の子供達は作品の中でずっと
生きてるんですネ ちょっと感動しちゃったぁ
投稿: るみ | 2011年6月13日 (月) 11時10分
◆ るみ さんへ
ありがとうございます。
実は細かく色々とこだわりがあるんです(笑)
でも展示の横にあまり長い説明を付けてもね。。。
で、ちょっとブログでお話させていただきました。
投稿: yuki | 2011年6月15日 (水) 17時51分
個展に飾ってあった作品、どれも素敵でした。
あの時、地震の直後で余震もしていたし、ちょっと動揺していて、ゆっくりみれなかったのが残念です。
どの作品も温かくって。でも その中でもとーっても印象に残ったのが
オランウータン。一緒に行った旦那さんも
すごいって感動してました。
そして、まろ。もう我が家の家宝ですよ。
きょうだいワンコたちもうらやましいって言ってました。
投稿: osahiro | 2011年6月15日 (水) 22時06分
◆ osahiro さんへ
あの大きな地震直後という大変な時にご来場いただき
本当にありがとうございました。m(_ _)m
又機会がございましたら、その時はゆっくりご覧くださいね。
オランウータンは皆様にご好評をいただいて自分でも驚いています。嬉しいです。
そしてフェルトまろちゃんを喜んでいただけた事、
それが何より嬉しいです。
ありがとうございました
。
投稿: yuki | 2011年6月15日 (水) 23時12分